2008/08/19

07/18(土)「聖書考古学資料館」見学会

聖書考古学資料館」の見学にいきます
http://www.tmba-museum.jp/

■待ち合わせ■
07/18(土)PM2:30からPM3:00までの間に
マクドナルド駿河台支店(JR御茶ノ水駅から明治大学方向です。地下鉄新御茶ノ水駅に通じるサンクレール支店ではないので注意)で待ち合わせ。
同じビルの2Fが聖書考古学資料館で1Fがマクドナルドです。

下記↓の掲示板を活用することも可能です。
「途中合流連絡用掲示板(携帯兼用)」
http://ip.tosp.co.jp/DG/TosDG100.asp?I=i9dai&P=0

10/18(土)地政学~トランスコーカサスをめぐって~

講師(パネラー)
佐藤信夫ほか

演題
地政学~トランスコーカサスをめぐって~

参加を希望の方は、直接私に問い合わせてください。
聴講を許容された方にのみ、時間と場所をお伝えします。

イスラム研究シリーズ「イスラム神秘主義の霊魂論」(4/22更新)

イスラム研究シリーズ「イスラム神秘主義の霊魂論」

これまで幾度となく延期されてきた、甲子雅代のイスラム神秘主義講座(全3回)の最終回、「幻の第三回」がいよいよ近づく!? その予告編にして予習編。

(イスラム神秘主義の話をしますが予告していた甲子雅代先生の講座は日を改めて開催します、経緯の詳細は下記に後述)。

日時■H24年4月28日(土)18時開場、18時半開講
場所■目黒「田道住区センター三田分室」2F和室(目黒駅から徒歩7分、目黒区三田2-10-33、恵比寿方向に歩きホテルプリンセスガーデンの先、三田公園の手前、日の丸自動車の向かい。進行方向左手)
講師■ワフラン

講師口上■

さて、野球のメジャーリーグ移籍で有名になったダルビッシュ投手だが、その名前はそもそも非アラブ系のイスラム托鉢僧に由来する。ファキールあるいはダルビッシュと呼ばれる者たちは、清貧に生きて神との出会いを願う修行の日々を送ったとされる。属する教団によってさまざまな違いがあるが、イスラム神秘主義は酩酊や陶酔によって神の存在を体験しようとする。
先日イスラム神秘主義の歌謡グループが来日してのライブに接する機会があった。古い友人がパキスタンから連れてきたのだ。日パ国交樹立60周年の今年、代々木公園で開かれた無料コンサートでは大いに盛り上がりを見せた。カウワーリーというその歌唱は、打楽器タブラの律動に合せて鍵盤楽器ハルモニウム(手風琴の一種)がスクエアの西洋音階を奏でるなか、歌は揺らぎ熱し上昇して酩酊と興奮を導き出す。
これは同じインド系の音楽としてフラメンコ(ジタン、ヒターノ)の手拍子による熱狂への導入と類縁すると思う。日本人なら仏教祭文歌の河内音頭を連想されるだろう。
しかしまた日本人ほど神秘主義という言葉が似合わない文化はない。神秘が偏在する感覚生活を営む日本人には、絶対存在への希求という動機がそもそもみあたらないのだ。
イスラム神秘主義はアラビア文化の現実的で理性的な文化の果てあるいは周縁で生じた。西洋文明も啓蒙理性の終焉においてロックやクラブミュージックという陶酔と熱狂のサブカルチャーを生み出したのと似ている。そうした文化史的状況をふまえたイスラム神秘主義の解説。

(※要事前申込み)

-----<ここに至るまでの経緯>-----

我々はこれまでイスラムに関する会を下記のように2回もちました。

H18(06)/10/07
世界は今何が起きているのか〜イスラームからみた日本の國體
H20(08)/02/16

またここにはそのいちいちを列挙しませんが、これまで多くのイスラムの宗教や文化に関する講演、展示、演奏、などを見聞してきました。
そしてこれ↓

H20(08)/9/27-11/22
スピリチュアル講座「イスラム神秘主義」入門
※19:00~、@目黒「田道住民区センター」、主催/マズダヤスナの会
08年9月27日、10月25日、11月22日の全三回連続講演。
第三回のみ講師の体調悪化によりワフラン師の代講となり
甲子師の講義は09年3月21日(18時開場・18時半開講)に延期、ついで9月12日に再延期。

H21(09)/09/12
甲子雅代のイスラム講話
(※16時〜18時、@「かながわ労働プラザ」石川町駅3分)
主催■「横浜開国ラボ」(※マズダヤスナの会ではありません。8/22の主催団体)
(延期されてきた第三回の分ですが、当日は顎関節症のため講師病欠により急遽代講「選挙後の日本を占う」に変更、再々延期に。)

H24(12)/04/26
「イスラム神秘主義の霊魂論」
延期分の第3回ですが、講師の御母堂が入院されその看病にあたられるため、ワフラン師による代講となりました。

甲子雅代先生のイスラム神秘主義の講義の残っている分(全3回の最終回の分)=「幻の第三回」が開催された場合には自動的にそれで終わりとなり、この企画はめでたく終了となります。

素読会の記録H21(2009)-H25(2013)

素読会、過去の記録

平成21年(2009年)から平成25年(2013年)まで5年間の分

【H25(2673)年度】

第五回■11/23日(祝)通算33。いつもの定期購読。孟嘗君の鶏鳴、蝉折の笛など関係諸論。■場所は「コート・ダジュール」目黒駅西口店。■この後18時より場所を移動して目黒会(『この先数年で日本で起こることの大予言、アカシックレコードより』)

第四回■8/25(日)通算32。いつもの定期購読。小田原評定と壬申の乱(弘文天皇と天武天皇)。■場所は「新選組屯所」(京王線聖蹟桜ヶ丘駅よりバス)■【おまけイベント】月例会トリビュートリミックス(8月の「明清社会論」など面白かったネタを別の視点から深める)&七輪秋刀魚焼き&そうめんパーティー

第三回■7/27日(土)通算31。いつもの定期講読。比叡山と三井寺の舌戦。■場所は「京橋プラザ区民館」(中央区銀座1-25-3、電話03-3561-5163、最寄りは宝町駅か新富町)。■終了後、午後からは「大妖怪展-鬼と妖怪そしてゲゲゲ-」見学(※12時半くらいから、@三越前「三井記念美術館」)、その後「生誕45周年ウルトラセブン展」(※14時半くらいから、@「日本橋三越本店」)、その後、第m次Dio氏送別会(※16時~、@「串八珍」三越前店→@人形町「シェ・アンドレ・ドゥサクレクール」)、その後、スカイツリー前駅近辺の某氏邸宅にて隅田川花火見物。

第二回■5/25(土)通算30。今回は特別企画、『謎の宝庫世界遺産厳島神社に隠された聖徳太子の正体と平家の野望!?』。場所は「新選組屯所」

第一回■4/27(土)通算29。いつもの定期購読。長谷部信連の剛気風、平宗盛vs馬場仲綱の名馬争い、二つの痛快譚、その他。

【H24(2672)年度】

第六回■11/25(日)通算28。いつもの定期購読。『平家物語』は平家の栄華もこれまでか。鵺退治で有名な源頼政が登場、ついに以仁王が挙兵へ。■場所は「銀座区民館」(中央区銀座4-13-17、電話03-3542-6828、東銀座駅2分)。

第五回■9/30(日)通算27。いつもの定期購読。『平家物語』も「巻の四」に突入(岩波文庫版でいうと全5分冊の2冊め)。厳島神社への行幸とその主祭神・宗像三神や弁天信仰の神話学上の意味。福原遷都の計画、占いに妖怪とオカルト譚も。■満月が中秋でしかも日曜なのは今年だけなので、この後、浜離宮公園でお月見(御庭灯り)の予定が雨天のため、屋内(@鍋奉行所)に変更。

第四回■7/29(日)通算26。いつもの定期購読。身の処し方と覚悟の形の公家と武者との対照的なスタイル、後白河法皇幽閉の史実性の可否論、往年懐古の叙情、琵琶法師の社会制度と歴史。

第三回■5/26(土)通算25。自然災害と終末的風景から生じる民俗文化、アニメその他のサブカルとの関係。いつもの定期購読。ほか、予知能力ある人の扱い、おっさんとAKB48問題、人のいい親子、企業内陰謀と出世論。

第二回■3/25(日)通算24。これまでの復習とまとめ、「足摺の章」の歌舞伎動画再上映、日本人の性格論、その他。及び定期購読。

第一回■1/22日(日)通算23。前ふりとしてNHK大河ドラマ「平清盛」への批評。定期購読しつつ、日本人の人間関係観、弁天信仰の歴史、そのほか諸議論。

【H23(2671)年度】

第九回■11/27日(日)通算22。歌舞伎やドラマでも題材にされて有名な平家物語の歴史的な名場面、足摺の章(鬼界が島の俊寛僧都)その他の動画や朗読を観賞

第八回■11/20(日)通算21。定期購読。合間に今年建立1300年を迎えた多胡碑文についての諸論、蚩尤気(しゆうき)の話から朝鮮のトンデモ超古代史のおもしろネタ、他いろいろ。

第七回■9/25(日)通算20。定期購読。合間に「漢にあっては蘇武が節」、男鹿半島の蘇武庭、騎馬民族についてあれこれ。そのほかいろんな薀蓄、教養、雑学。

第六回■9/18(日)通算19。定期購読。合間に雑多な議論。
【特別企画日帰り合宿編】今回は朝10時から夕5時までの間、どの時間から参加してどの時間から離脱してもOK。17時より、バーベキュー/秋の味覚、秋刀魚と冷酒、羊肉のヨーグルト漬け等。@多摩市内「新選組屯所」。費用は一人一品持ち込み歓迎・カンパ歓迎

第五回■7/24(日)通算18。定期購読。合間に『逸周書・諡号解』、伊豆大島の地政学的意味、その他の諸論。

第四回■5/22(日)通算17。『平家物語』第一巻から第二巻の中盤までのまとめ。その後、定期購読。

第三回■3/27(日)通算16。地震スペシャル企画『方丈記』(養和の大地震)とその引用からなる『平家物語』(大地震)の読み比べ、及び地震による悲惨な世相、地震がもたらす国家や社会の歴史的変革にまつわる議論。その後、定期購読。

第二回■1/30(日)通算15。定期購読(前半)の後【おまけ】として「応神天皇千七百年記念・宇佐八幡宮神託文奉読の儀」。その後、定期購読(後半)。

第一回■1/16(日)通算14。定期購読の後【余談】として皇国史観と「七支刀」銘文からみる真実の半島古代史。その後、新年会、皆勤賞顕彰式など。

【H22(2670)年度】

第六回■11/28(日)通算13【前座】「神道霊学を談る・特別編参」(神代文字論争の要旨及び面白エピソード、宇宙論・生命論としての宮中八神(鎮魂八神)とゾロアスター教の六善神)。その後、定期購読。

第五回■10/24(日)通算12【前座】「神道霊学を談る・特別編弐」(古神道における時間意識と神道霊学における歴史概念、及び神話との関係)。その後、定期購読。

第四回■09/26(日)通算11【前座】「神道霊学を談る・特別編壱」(古神道や神道霊学という概念や用語のカテゴリー論など)。その後、定期購読。

第三回■05/29(土)通算10【前座】として、出雲井晶追悼記念・講話&論談「神話教育か神話歪曲か、現代人の神話問題」。定例素読も少々。

第二回■04/18(日)通算9【前座】北朝鮮の最近の情勢。定例素読はこれまでの素読の総集編・総まとめ。【余談】映画『アバター』論、落語文化など。

第一回■03/21(祝)通算8【前座】日本の若者の教育レベルの急速な低下の実情。その後、主に定例素読。【余談】春秋戦国史、その他

【H21(2669)年度】

第七回■12/05(土)【前座】十干十二支の起源に関する古代信仰、十二干説と12星座の起源論。後半は定例素読。

第六回■11/07(土)定例素読と平行して【余談】不良少年と泣くのが商売の親父の対決、暴力団としての寺院、ダキニ法、平安鎌倉期の女性の結婚年齢、その他

第五回■08/08(土)【講義】戦後サブカルチャー史の流れと民族精神のゆくえ。今回は素読なし。その他雑談。

第四回■06/21(日)定期的な素読と平行して【余談】古典期の日本人の仏教的人生観の突拍子もなさ、その他

第三回■04/19(日)定期的な素読のほか、「大夫」論などについて少々、その他

第二回■03/28(土)通常の素族のほか、雑誌『サライ』の平家物語特集記事の紹介、その付録の朗読CDの試聴、桑原武夫の論語と呉智英の論語の紹介、契丹古伝の紹介、等

第一回■02/21(土)実験的かつ模索的ながらも平家物語と論語をテキストに

---★準備会★---
「素読の会」準備会議はこちら↓をご覧ください
http://nhlar.blogspot.com/2008/05/0509.html

08/18-21戊辰戦争140周年記念ツアー

檄文(By丸嶋飄々)
 今を去ること、一四〇年前、新潟、東北の地において戦われた戊辰戦争で奥羽越列藩同盟が敗北した。一体、この戦が何のために行われ、彼らがなぜに戦い、死んでいったか。今日に至るまで、それを知る者は多くはない。歴史教科書に至っては、いまだに、この戦争は時流の見えない東北諸藩が幕府のために戦った、という誤った認識のもとで記述がなされている。そもそも、鳥羽・伏見、列藩同盟、函館と目的も性質も異なる戦いを「戊辰戦争」とひとくくりにすること自体が、どだい間違っているとしか言いようがない。書籍によっては、同盟を「旧幕府軍」を称するものさえある。北京オリンピックで浮かれている場合ではない。
(ふー、ちょっと一休み)
 おおざっぱに言えば、会庄をまず救い、かなわずば薩長を倒す。同盟の目的はこれにある。残念ながら同盟は敗北を喫し、勝てば官軍とはよく言ったもので、勝った薩長がその後の歴史を都合良く教え始めた。今日では、金銭の多寡で勝ち組、負け組と称するなど、利潤追求に汲々とする風潮がはびこり著しい。役人は、税金で私服をこやし、その腐敗は目に余るものがある。だが、今日の利益追求に堕す世情、役人腐敗も、もともとは、勝てば官軍の連中が天下をかすめ取って作った明治維新から始まったのではなかろうか。
 せちがらい人の世であっても、決して利潤追求だけがこの世の全てではない。志や筋、義というものがある。そういったものに、一銭にもならずとも殉じたのが同盟ではなかったか。東北とはちょっと離れるけど、幕府役人に小栗上野介あり。彼は、例え幕府滅びるとも日本のために必要なことはやるべしとの志で、横須賀製鉄所を建設するなど、その策明治を先取りするも、罪無くして斬られた。越後の河井継之助、もはや日本人同士で相争っている場合ではないと、会庄討つの愚を筋道たてて西軍に説くも、飢えたる虎狼のごとき西軍に人の言葉は届かず。やむなく戦うもついにはす。会庄救うことこそ義なりと同盟軍戦うも、多くが無念に死せり。
 あの戦乱から一四〇年の今こそ、彼らの戦の真意を理解しなければ、彼らの死は無駄になる。お盆に彼らの魂が現世に帰るも、落ち着かないことこの上なきことであろう。ここに、戊辰戦争一四〇周年慰霊鎮魂ツアーをせんと欲す。今こそ戦場となった地を巡り、無念の魂を悼み、ついでにご当地の温泉につかり、珍味を食らう。鎮魂とともにレジャーも満喫するという盛り沢山な内容。
 意を同じくする者は、子の星の旗の本に集わん。

日程

18日 昼頃出発 倉渕宿泊
19日 長岡 只見宿泊
20日 会津宿泊
21日 東京へ(20時までに車返す)

倉渕
・顕彰慰霊碑 小栗斬首の地 東善寺 小栗墓

長岡
・長岡城址 河井継之助記念館 山本五十六記念館 栄凉寺 河井墓

只見(河井終焉の地)
・医王寺 河井墓 河井継之助記念館

会津
・鶴ヶ城 白虎隊記念館

この他、可能なら、二本松、白河
適宜、温泉

・ 本ツアーにおいては、薩長が主導し、「官軍」と僭称する輩は、「西軍」もしくは「賊軍」と呼称する。
・ 行動は日程に沿うを原則とするが、交通事情、その日の気分などの諸事情よっては、柔軟に変更し、細部はその都度参加者により協議するものとする。
・ 宿泊先は、宿が取れれば泊まり、無理な場合は、車中泊またはテント伯とする。

(企画&文面/丸嶋飄々)

2008/08/08

08/16儒教と史学から見た中国問題

中国を考える・第2回

日時■2668年08月16日[土]午後1時
場所■東京都 靖国神社境内・偕行文庫前で待ち合わせ

報告者/孚悧陏
進行係/鄭聲之

儒教と史学を通して、支那における万世一系の失敗と困難が如何なる要因に依拠するか、考え、話し合います。

(※孚悧陏氏の提言により、継続シリーズ企画として、以前より「中国問題研究会」を構想してきましたが、今回はその第二回になります。)