2015/11/30

月例自主講座H28年01月(1/7更新)

月例自主講座H28年01月

日時■1月10日()13時開場14時開始
場所■駒込「文京区勤労福祉会館」第二創作室
費用■当日の会場費を参加人数の総数でワリカン(100円か200円程度の予定)
※いつものように何時に合流して何時に退去も自由です

■14時〜
素読会(@場所同上。詳細リンク先)
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(※以下の順番は当日の気分や空気で適当にかわります。)

■15時半〜
定例講(担:しか、60分)
「論語集注を読む(爲政第二・第8章)」
孔子の「孝」を問うシリーズ第4弾

■16時半〜
●単発講(担当:むら、30分)
1)「橿原考古学研『継体大王とヤマト』講演レポ」
昨年の5月9日に橿原考古学研究所の『継体大王とヤマト』という講演があったのだが、これが最新学説の動向だけでなく、最近の学界内部の空気がわかっておもしろかったのでそのレポ

●連続講(担当:むら、0分)
2)「天津罪と国津罪6」
(今回は参考資料の配布のみで講談は無し)
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■17半時〜
新年会(@駒込「日本海」)
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前回、12月の月例会は【こちら】
前々回、11月の月例会は【こちら】
10月の月例会は【こちら】
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以下はむらさぎのメモ
1)「『現代日本のシャーマニズム』レポ/担:ワフ」
5/28(土)の成城大学における民俗学研究所公開講演会が面白かったのでそのレポ&考察
3)「英国EU離脱と諸文明の特異点
北米文明と西欧文明の交差点としての英国、及び同様に世界10文明の交差するところにある世界10ヶ所の「特異点」について。その一つは日本でもある。
4)「『鬼谷子』解題と論考及び一部読み下し
戦国縦横家の一つで「揣摩の術」の原典として古来有名な「鬼谷子」についてのあれこれ。できれば一部だけでも原文(白文)の提示と読み下しも試みたい。
5)「天津罪国津罪7〜回避できない事態への反応〜
天津罪8項目のうち第4「頻蒔」(しきまき)と第5「串刺」(くしさし)については長大で詳細な諸説が多く存在するが雑然として統一性がなく、それらを整理するだけでも難渋する。が、前回までの天津罪論の延長に位置づけ直し、悪の発生のメカニズムを俯瞰すべく、過去の諸説を整理してみる。
6)「一霊四魂〜周期論とタイミングの神秘学〜
一部では神道思想の真髄という者もいる「一霊四魂」論。今回はその全般について扱うのではなく、特に時間論と関係する側面のみを問題にする。ただしその前に多少、一般的な解説(国文学・国語学的な解説と通常の神道思想史の解説)もする。
7)「王権起源神話の類型論1〜日本とベトナムの事例〜
日本神話とベトナム神話の比較から、王権起源神話の「類型」を見出していく。
8)「日本神話における『悪魔』の存在」
「日本古来の伝統的な世界観には善悪二元的な発想はない、カミガミは絶対善ではなく、悪魔という概念もない」という俗説が流布してるが本当にそうか? 具体性をもった日本の禍鬼(まがつかみ)たちを列伝的に紹介し、はたしてこれらが善悪未分化な妖精的なものといえるのかどうか検討。
9)「王権起源神話の類型論2〜伝説に表出した事例〜
比較神話学で神話の「元型」とされるものから、中世以降の海外の現実の歴史の中で、神話が要請された際に、どのように事実の素材を利用して神話へと形成されるのか。その実際にあった具体例を示す。神話学というと実際の神話から元型を推定して終わるものだが、ここでは逆に、まず抽象的な元型を示し、それがどう受肉して、具体的な物語になっているのかを見る。
10)「『魏志倭人伝』を読む(後編)
前回の習俗文化編に引き続き、魏国との外交史を、東アジア全域の世界史としてみる。東アジア全域の関係でみるというお題目はよくいわれることだが、実際には日本列島の国内事情ばかり忖度して(妄想して?)、諸国間の関係という観点がぬけた議論が多いのはどうしたわけか。
11)「王権起源神話の類型論3〜復元を試みた事例〜
神話の「類型」を想定した場合、一見それにあてはまっていないような神話の事例であっても、それは原型を保っていないのではないかと考えられるケースがある。神話はそれを必要とし意図的に保存しようとする権力や、または語部文化の権威の残存する共同体が解体すると、あっという間に散逸してしまうので、後世、別の意図で(つまり歴史編纂の意図で)伝承を収集しても、ほとんど断片化した伝承を繋ぎ合わせることになり、原型から遠ざかったものになる。
12)「記紀成立過程の概略と諸問題」
あくまで概略を雑談的に。まとまりのある話ではありません
13)「孔子伝・誕生篇」
儒教の開祖、孔子の一生をこれまでにない視点で読み解くシリーズ。初回は孔子誕生の前夜の古代中国(春秋末期)の政治情況と、孔子の出自をめぐる諸説との関係について

2015/10/27

H27年12月の月例会(11/30更新)

H27年12月の月例会

日程■12月20日()
待ち合わせ■15時@市ヶ谷駅前交番前→(その後、移動)
※いつものように何時に合流して何時に退去も自由です

■15時〜
定例講(担:しか、40〜60分)
「論語集注を読む(爲政第二・第7章)」
孔子の「孝」を問うシリーズ第3弾
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■17時〜
忘年会(@「さくら水産」市ヶ谷店)
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前回、11月の月例会は【こちら】
前々回、10月の月例会は【こちら】
9月の月例会は【こちら】
(※8月の月例会は08/14(金)コミケ88東5-ピ22b「星天講」のお手伝いをもってかえました。新刊完売御礼申し上げます)
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H25年以降の積みネタメモ(むらさぎ担当分)

15)儒教受容史と近親婚との相克としての『古事記』物語
『古事記』下巻の物語群(仁徳天皇〜顕宗天皇、または継体天皇の石井の乱まで)についての新解釈。儒教を新時代の思想として信奉する人々と、あくまで土着の伝統(とくに近親婚)を守ろうとする人々との戦いという視点から『古事記』を史実として解読すると、こんなおもしろいことに…w

14)知られざる『万葉集』の意外な面
古橋信孝著『誤読された万葉集』(H16刊)から。奈良時代のイメージを破る意外な話、全15題のネタの中から、その場で面白そうなのをアラカルト方式で選んでもらってご紹介。

13)武烈必殺☆残虐の王権
H28年1月9日(土)は武烈天皇1509年祭。格別に区切りが良いわけではないが勢いで。「実在説vs架空説」はつまらんが前提を作るためやむなく検証した上で、暴君伝承が創作にすぎないという津田左右吉以来の通説を批判(?)、歴史上の(というか歴史学上の)位置づけを論証。ここまでは序章かつ表面、つか普通。その人物像と背後関係の深層を考察する当たりからそろそろ危険水域に入る。H13-14年(2001-2002)の頃の2chでは反天皇派から「武烈必殺☆残虐の王権」とよばれ大人気(これは「神武不殺☆平和の王権」のパロ)だった武烈天皇、その王権論の極北に迫る秘められた真実とは…!?

12)影武者徳川家康についての雑論
H26年1月2日(木)放送のテレビ東京開局50周年特別企画番組新春ワイド時代劇一挙5時間「影武者徳川家康」(西田敏行・観月ありさ)が面白かったので一つ。これは隆慶一郎原作、かつて漫画にもなった。もちろんその元ネタである明治時代の村岡素一郎『史疑徳川家康事蹟』への批判検討だけでもかなり広範で深いシリアスな問題(史実かどうかの問題ではなく)が潜むことも有名であるが、有名すぎてあれなのであえてふれない。正月の娯楽番組の気分で楽しく「ガチでなくネタで」いきたい。wikipediaには村岡説の系譜をひく影武者説しかないが、まったく別系統の数々の影武者説の総ざらえをオタク的に集大成。しかるのち、もし時間がゆるせば現代日本人の国民性を形作ったその源流である徳川社会とその雛形としての徳川家の文化・家風の由来を考える。すなわち徳川家康非実在説から解き明かす日本人論、…まで時間的にいけるかどうか。

11)大正天皇論
演劇「治天ノ君」観賞記念。大正天皇の人格、その理想としたもの、大正政治史の紆余曲折、明治帝から引き継がれたもの・引き継がれなかったもの、昭和帝に引き継がれたもの・引き継がれなかったもの。大正時代と平成時代の共通点と相違点。その他。

10)赤穂義士凱旋行
H25年は討ち入り310周年記念。その日の赤穂浪士の足取りをまったく同じコースで辿りレポート。東京には多くの様々な史跡があるが赤穂浪士の関係史跡も数多い。それらを実地で踏破した要所要所の史跡からつなげて、討ち入り事件を倫理問題・道徳問題として論ずる。オマケに映画『47RONIN』についての批評もあるかも。

9)隋の煬帝とその周辺
H25年4月、隋の煬帝の陵墓が発見されるというかなり本格的に重大なニュースがあったにもかかわらず、ネットではほとんど騒がれなかった。しかし過去の歴史に関する新発見は、歴史意識をもつ者にとって常に現代へのメッセージという含意をもたざるをえない。これを機会に隋の煬帝とその周辺について再論し、現代に通じる歴史的意義の新発見につなげたい。ただし、いまどきいかにもありそうな聖徳太子との対比という安直な議論ではなく世界的国際関係という観点と煬帝自身の人物像や彼の歴史的(国際的・民族的)背景に注目したい。その中で改めて当時の日本の問題も浮き彫りになる。

8)「ライダーマン」に表れた石ノ森章太郎のルシファー倫理学
H25年の12月8日は大アジア解放72周年だったが、ライダーマン40周年でもあった。いまどき誰が知ってるんだ、誰が来るんだと危ぶまれたイベント(握手会・撮影会)は老若男女で大盛況。歴代仮面ライダーの中で、著しく特異で異端きわまるその存在と魅力…。ライダーマンとは如何なるストーリー、如何なる受容史をもった、如何なるキャラクターなのか。なぜ魅力的であるのか。その存在の思想的意味とは。正義と悪を問題とする特撮ヒーローだからこそあらわになる石ノ森思想の深層。

7)「教育勅語」と「国民学校唱歌」
戦前の国民学校唱歌の中から、ウヨ的に良さげな歌をたくさん紹介。古文の勉強や歴史認識に資する上、共感しやすく、政治思想的にもたいへん望ましいという至れり尽くせりなものがかつて存在した。これは素晴らしいので知ってほしい。それとウヨでありながら教育勅語を日頃忘れているのは嘆かわしいことなのでそのおさらい的なことを。

6)『二重王制と現代日本の保守思想』
H25年11月の月例会での栗本慎一郎のこだわりの一つ、「二重王制論」について何か重要な論点がいくつも落ちている気がするので、世界の諸例、原初の王制の三機能との関係、現代日本にそれらがもたらしている思想的問題など、もう少し念入りに再検討を加えます。

5)『宗教ファシズムの現在』
オウム真理教事件前夜にヒットした武田崇元著『出口王仁三郎の霊界からの警告』が再販されている。時期をあわせて(むろん宣伝のためだが)現在発売中(2013年11月現在)の『ムー』2013年12月号でも戦前の出口王仁三郎のオカルトファシズム運動が記事となっている。だがそれは今も可能性として残されているのか? 高度成長、バブル、IT革命を経て、社会構造と文化情況、共同体のかたち、コミュニケーションのありかたはどう変わってきたのかを踏まえた上で、いまだにオカルトファシズムの夢を語る先輩たちははたして賢人なりや老害なりや、今こそ審判をくだす。

4)『滅亡論序説〜または「反伝承学」の思想〜』
『ムー』的な終末予言の類から科学的予想まで広く対象とする。単なる「災害論」としても読める内容にしたいがその一方で、破滅の主体を世界・日本・個人の人生の破綻の3つに分け、実質滅亡しているのにそうは認識されない状態と滅亡してないのに滅亡していると認識されている状態とを比較し、滅亡の定義とその本質とは何かをさぐる。また、たんに滅亡の要因や可能性を論ずるのみならず、不幸な偶然で済まそうとする心理と天罰論のような意味付けを欲する心理という相反する傾向を滅亡という概念の内に醸成され外に発散される思想性として考察。その背後に、世界の諸神話につながる精神世界を想定したいが通常の神話理解ではなく地質学の自然科学を思想的にどう抱え込むかという問題意識を忘れたくない。それは思想=世界認識のありかたに無関係なはずがない。伝承や伝統はいうまでもなく不変性ではなく漸進改革であり「継承の不確定性」に他ならず、同一事態が視点をかえれば継承とも断絶ともいえる、それが伝統である。滅亡の本質は「事件性」にはなく「歴史性」にある。

3)『国生み神話と最新科学』
伊邪那岐命・伊邪那美命が天之沼矛をさしおろして塩こうろこうろにかき鳴し大八洲を生んだという「国生み島生み」の神話を、擬似科学的に説明しようという試みは江戸時代からあり、戦前まで様々な説が神道霊学の諸派によってなされてきた。ところで、H25(2013)年9月5日、英国科学誌「ネイチャージオサイエンス」(Nature Geoscience)で、太陽系で最大規模の超巨大火山「タム山塊」(Tamu Massif)を発見したとの論文が発表された。この火山は日本の東方約1600キロに位置し、約1億4400万年前の噴火で吹き出した溶岩でできている。面積は英国とアイルランドの合計に匹敵、高さ約3500メートル。この新発見が、これまでの国生み神話の科学的解釈に対して、補強か批判か、証明か反証か、どのような影響を与えるのかを解説。

2)『秦始皇帝2 〜誰も知らない、統一できた本当の理由〜』
H25年9月の月例会での秦始皇帝についての諸議論の補足。大事な点なのでぜひとも補足しておきたい。しかしこれだけだと分量が少ないので、何か加えます。秦氏のルーツとか何か。

1)『篤胤の「古道大元顕幽分属圖」2 〜五行神と祓戸神〜』
H25年10月の月例会でカバラのセフィロト(生命の樹)との比較分析をしましたが、その中で時間的制限により、五行神と、祓戸神をめぐる各種の議論が出来なかったのでそこらを補足します。

2015/09/30

H27年11月の月例会

H27年11月の月例会

日程■11月1日(日)
待ち合わせ■14時@市ヶ谷駅前交番前→(その後、移動)
※いつものように何時に合流して何時に退去も自由です

■14時〜
素読会(@場所同上。詳細リンク先)
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(※以下の順番は当日の気分や空気で適当にかわります。)

■15時〜
●定例講(担:しか)
「論語集注を読む(爲政第二・第6章)」
魯国の三大臣の一人、孟武伯と孔子との「孝」をめぐる対話
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●連続講(担当:むら)
「無意識と二重基準〜天津罪と国津罪5〜
個別具体論に突入する前に、天津罪の本質についてまとめ。人間は自分では制御不可能な潜在意識、無意識の世界に日常の90%支配されていて、「善き思い/悪しき思い」「善き行い/悪しき行い」として意識化される思考や行為は、その無意識の延長に展開するわずかな部分にすぎない云々…。
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■17時〜
懇親会(@「さくら水産」市ヶ谷店)
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前回、10月の月例会は【こちら】
前々回、9月の月例会は【こちら】
7月の月例会は【こちら】
(※8月の月例会は08/14(金)コミケ88東5-ピ22b「星天講」のお手伝いをもってかえました。新刊完売御礼申し上げます)

2015/09/01

H27年10月の月例会(9/30更新)

H27年10月の月例会9/30更新

日程■10月3日(土)
待ち合わせ■14時@市ヶ谷駅前交番前→(その後、移動)
※いつものように何時に合流して何時に退去も自由です

■14時〜
素読会(@場所同上。詳細リンク先)
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(※以下の順番は当日の気分や空気で適当にかわります。また今回はいつもの論語講座は休みます)
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■15時〜
特別講(担当:ワフ)
「部族文化の末裔としてラグビーを考える」
ラグビーW杯で日本代表が南アフリカに勝った。大金星とか番狂わせとか一部で騒がれた。外人だらけでどこが日本代表なのか疑問視する声もある。そこで誤解をいろいろ解きほぐしてみたい。近代に抗ってきたラグビーとは何か。ご期待ください。

■17時〜
出張講(担当:フリ)代行:むら
「フランス王党派大会全講演集レポ」(後編)
5月9日にパリでフランス王党派(ブルボン王朝の復活をめざす政治運動)の一つ「アクションフランセーズ」の議論発表会があり、フランクフルト在住のDIO氏が夜行バスでパリまで行ってきた。「国家の礎」「社会」「王の主権」という3つのジャンルで計10人の論客が講演。前編はその4人まで、中編では8人めまで。今回は引き続き9人めから。

■18時〜
懇親会(@「ニュー浅草」市ヶ谷店)
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前回、9月の月例会は【こちら】
前々回、7月の月例会は【こちら】
6月の月例会は【こちら】
(※8月の月例会は08/14(金)コミケ88東5-ピ22b「星天講」のお手伝いをもってかえました。新刊完売御礼申し上げます)

2015/06/22

H27年9月の月例会

H27年9月の月例会

日程■9月5日(土)
待ち合わせ■14時@市ヶ谷駅前交番前→(その後、移動)
※いつものように何時に合流して何時に退去も自由です

■14時〜
素読会(@場所同上。詳細リンク先)
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■15時〜
(※順番はその時の気分で入れ変わり、時間配分も流れ次第です

定例講(担:しか)
「論語集注を読む(爲政第二・第5章)」
魯国の三大臣の一人、孟懿子と孔子との「孝」をめぐる対話

出張講(担当:フリ)
「フランス王党派大会全講演集レポ」(中編)
5月9日にパリでフランス王党派(ブルボン王朝の復活をめざす政治運動)の一つ「アクションフランセーズ」の議論発表会があり、フランクフルト在住のDIO氏が夜行バスでパリまで行ってきた。「国家の礎」「社会」「王の主権」という3つのジャンルで計10人の論客が講演。前回はその4人まで、今回は引き続き5人めから。
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■17時〜
懇親会(@「ニュー浅草」市ヶ谷店 *いつもの「さくら水産」とは異なります)
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前回、7月の月例会は【こちら】
前々回、6月の月例会は【こちら】
5月の月例会は【こちら】
(※8月の月例会は08/14(金)コミケ88東5-ピ22b「星天講」のお手伝いをもってかえました。新刊完売御礼申し上げます)

2015/06/01

H27年7月の月例会

H27年7月の月例会

日程■7月4日(土)
待ち合わせ■14時@市ヶ谷駅前交番前→(その後、移動)
※いつものように何時に合流して何時に退去も自由です

■14時〜
(予定されていた「素読会」は雨天のため中止となりました)

定例講(担:しか)
「論語集注を読む(爲政第二・第4章)」
「15志学、30而立、40不惑、50知命、60耳順、70不踰」の出典となった有名な章

(※「橿原考古学研『継体大王とヤマト』講演レポ」と「フランス王党派大会全講演集レポ(後編)」と「天津罪と国津罪5」は時間の都合で次回もちこしとなりました)
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■19時〜
懇親会(@「さくら水産」市ヶ谷店)
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前回、6月の月例会は【こちら】
前々回、5月の月例会は【こちら】
4月の月例会は【こちら】
(※来月、8月の月例会は08/14(金)コミケ88(一日目)の参加をもってかえます。当日は東館5-ピ22b「星天講」のお手伝いをしておりますのでお待ちしております(^^)

2015/04/29

H27年6月の月例会(6/6更新)

H27年6月の月例会6/6更新

日程■H27年6月7日()
待ち合わせ■15時@市ヶ谷駅前交番前→(その後、移動)
※いつものように何時に合流して何時に退去も自由です
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■15時〜
(下記の5講は順不同。順番はその時の気分で入れ変わり、時間配分も流れ次第です。印の2講は当日のメンバーの興味の有無、関心の度合いによってはどちらかを次回以降に延期するかもしれません。また印は時間の都合で次回に延期になるかも知れません)

出張講(担当:フリ)
「フランス王党派大会全講演集レポ」
5月9日にパリでフランス王党派(ブルボン王朝の復活をめざす政治運動)の一つ「アクションフランセーズ」の議論発表会があり、フランクフルト在住のDIO氏が夜行バスでパリまで行ってきた。「国家の礎」「社会」「王の主権」という3つのジャンルで計10人の論客が講演。そのレポがまた面白い

定例講(担:しか)
「論語集注を読む(爲政第二・第3章)」
法治主義と徳治主義の比較論

特発講(担:ワフ)
「反知性主義という言い回しの風潮について」

(※「橿原考古学研『継体大王とヤマト』講演レポ」と「天津罪と国津罪5」は時間の都合で次回もちこしとなりました)
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■17時(?)〜
1)H28年度創立10周年会議(@場所同じ)誰でも参加自由です
2)懇親会(@近所の居酒屋?に移動)誰でも参加自由です
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前回、5月の月例会は【こちら】
前々回、4月の月例会は【こちら】
3月の月例会は【こちら】

2015/04/06

H27年5月の月例会

H27年5月の月例会

日程■H27年5月2日(土)14時、京王線聖蹟桜ヶ丘駅で待ち合わせ
場所■@「新選組屯所」(※迎車あり。または駅からバスも可)

※いつものように何時に合流して何時に退去も自由です

■14時〜
素読会(@場所同上。詳細リンク先)
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■15時〜
月例会
(下記の3講は順不同。順番はその時の気分で入れ変わり、時間配分も流れ次第です)

定例講(担:しか)
「論語集注を読む(爲政第二・第2章)」
心情と人の性。儒教における詩と政治の関係とは

オマケ講(担:むら)
「イスラムと神道の共通要素と隔絶性〜天津罪国津罪4〜
前回の諸宗教との比較で、イスラム教だけ抜けていたので今回はその補遺。イスラム教における二種の罪、ハック・アッラーとハック・アーダミーの違いと、神道の「天津罪・国津罪」と比較し、イスラムと神道がそれぞれ何を問題にしているのか、つまり何に価値をおいているのかその違いを明らかにします。途中で、マリノフスキー等、人類学者のいう未開部族における二重基準(部族内部のタブー侵犯と敵対部族への復讐)や、古代中国における二つの異なる刑罰体系との比較もあり。
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■17時〜
日本女侠伝シリーズ第2弾『真赤な度胸花』上映鑑賞
これは本来「月例会」とは別企画ですが、今回、同じ場所で続けて開催。
飲み食いしながら往年の傑作映画を楽しみましょう。
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前回、4月の月例会は【こちら】
前々回、3月の月例会は【こちら】
2月の月例会は【こちら】

2015/02/24

H27年4月の月例会

H27年4月の月例会4/8更新!

日程■H27年4月12日()
待ち合わせ■15時@市ヶ谷駅前交番前→(その後、移動)

1)担当:ワフラン
「中東時事によせてあれこれ」
ISISをめぐる情勢を政治のみならず文化や宗教の側面からも分析

2)担当:しか
「論語集注を読む(爲政第二・第1章)」
孔子の政治論を集めたといわれる「爲政篇」に突入!

3)担当:むらさぎ
「善悪の二重基準〜天津罪国津罪3〜
仏教やキリスト教など世界の様々な宗教や思想では、罪悪についての定義が単純でなく二重基準を設けている例が多い。それらを比較して神道の「天津罪・国津罪」との類似点、相違点を取り出し、思想的な意味をさぐります。

4)担当:まむし連
「ダライラマ公開イベントレポート」
詳細は→http://www.mmba.jp/archives/11945
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★平成27年度「顔文字&標語」会議★
毎年恒例の「今年の顔文字」と「今年の標語」を決める相談をします。誰でも参加自由です。
(※17時半〜、@「さくら水産」市ヶ谷店)
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前々回、2月の月例会は【こちら】
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2015/02/02

H27年3月の月例会(3/28更新)

H27年3月の月例会 3/26更新

日程■H27年3月1日(日)14時、小田急線永山駅で待ち合わせ
場所■@「新選組屯所」(※駅よりバス)

※途中で「満蒙開拓団殉難碑」(@「拓魂公苑」)に立ち寄ります。

15:00〜「素読会」(@場所同上。詳細リンク先)

16:00〜(約30分間)
「天津罪・国津罪から考える古代の正義と悪2」
担当:むら
前回の続き。天津罪と国津罪の違いについての諸説を比較検討、単にどう違うかだけでなく思想的な意味を問う。もし時間があれば仏教やキリスト教など様々な宗教思想との類似点、相違点とそれが及ぼす思想的な意味まで。(今回は新規レジュメ無し、前回のレジュメを再使用)

16:30〜(約45分間)
「王権と指輪〜神秘主義の観点から〜
担当:ワフラン
昨年12月のDio「ニーベルンゲンと王権主義」における議論での説明不足を再展開。「リセット感・天国の創出・がんばれない人々の存在」というトライアッドとは。

17:15〜(約45分間)
「論語集注を読む(学而第一・第16章)」
担当:しか
「学而」篇を結ぶ最後の一章、屈指の名文句登場!
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・満州建国83周年(大同84年)記念祝賀会
(※18時〜、@場所同上)
1)伝説の「満洲餃子」、2)満洲孜然羊炒、3)豚まん、4)蔬菜炒麵牡蠣油XO醤、5)ジンギスカンなど5民族を代表する料理で五族協和を祝います!
【記念特講】
「『五族協和』の雑学的起源〜共栄から融合へ=都市化と民族の消滅
担当:むら
3月1日(本会当日)の満洲建国83周年記念日にちなんで。「五族協和」の歴史的変遷を時代ごとに辿りつつ二千年前まで遡り、満洲の地はつねに多民族があるいは共栄しあるいは角逐してきた歴史をおもしろ雑学で語る。
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前回、2月の月例会は【こちら】
前々回、1月の月例会は【こちら】
12月の月例会は【こちら】

2015/01/05

H27年2月の月例会

H27年2月の月例会

日程■H27年2月7日(土)
待ち合わせ■15時@市ヶ谷駅前交番前→(その後「ルノアール」市ヶ谷駅前店に移動)

15時〜
「天津罪・国津罪から考える古代の正義と悪1」
担当:むら
「大祓」で奏上される「大祓詞」に出てくる天津罪・国津罪の解釈からはじめて古代思想における正義論・悪魔論・人生論・幸福論を導きだし、倫理と生き方を考える連続講談。とりあえず初回は、「天津罪・国津罪」とは何かをその周辺概念とともに簡潔に述べてイメージをつかんでもらいます。

16時〜
「ISIL問題が逆照射する戦後体制」
担当:ワフラン
日本は保守派、右翼もリベラル、左翼も混乱している。両者の何がどう間違っているのか。ISIL(所謂「イスラム国」)をめぐる最新情勢とその実態から照らし出される日本の戦後体制のゆらぎ。
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・懇親会(※17時半〜、@「さくら水産」市ヶ谷店)
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