2014/03/06

H26年4月の月例会

H26年4月の月例会【4/1更新】

日程■4/6(日)午後3時
場所■「ルノアール」市ヶ谷駅前店

第一講
「論語集注を読む(学而第一・第7章)」
担当:しか

第二講
「聖徳太子〜思想推移と憲法構造
担当:むら
三つに分け、第一は「日出ずる処の天子」の国書で対中独立を宣言したとしてウヨに人気の聖徳太子だが、その摂政期間を通じて一貫していたわけではない。とくに崇仏派vs排仏派の消長、外交政策の変化と国内政局の絡み等の視点から、聖徳太子自身の思想遍歴を浮き彫りにしていく。第二に、梅原猛の十七条の憲法の分析が面白いのでこれを紹介、聖徳太子がどこまで海外思想のコピー屋でどこまで独自思想の開発者だったのかという線引きを考える。第三に、第一の議論(思想遍歴)と第二の議論(憲法分析)から、聖徳太子がどこまで仏教徒でどこまでナショナリストだったのか、それは両立していたのか否かを論じる。
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二次会(飲み会)17:00〜、@市ヶ谷近辺(未定)

前回、3月の月例会は【こちら】

2014/03/05

H26年3月の月例会(3/6更新)

H26年3月の月例会【3/6更新】

日程■3/9(日)午後2時、14:13移動開始
場所■(各自で参拝の後)靖国神社境内休憩所にて待ち合わせ

素読会▶14:26〜、@市ヶ谷駅手前のお堀端ベンチ。(自由参加、詳細リンク先)

第一講▶15:35〜、@「ルノアール」市ヶ谷店
「論語集注を読む(学而第一・第6章)」
担当:しか
今回のテーマは、「行」(日常における実践)と「文」(学問)の比重についてです。儒教の諸学派の間でも見解の相違がありますので、それをふまえた上で、現代に生きる我々はどう考えるべきなのか、検討してみたいと思います。

仲入り▶16:40〜。@同上
平成26年度標語&顔文字会議

第二講▶17:30〜、@「さくら水産」市ヶ谷店
「五行起源異説と支那文明の深淵
担当:むら
中国研究シリーズを何度もやってきましたがその流れで、五行説を三部にわけて取り上げます。第一部は、起源、歴史的な背景、そして中国人の思考法や思想(世界観、人生観)を五行説を通して考えます。第二部、日本の神道における受容の様態である「五行神伝」の解説、及び現代の学者の見解の検討。第三部として、五行説の起源は前三世紀の戦国時代ではなく原始信仰に遡るという竹内健の異端説を批判的に紹介して、原始信仰においてはいかなる意味だったのかを新たに考え直します。
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二次会(飲み会)17:30〜、@「さくら水産」市ヶ谷店

前回、2月の月例会は【こちら】