2014/05/18

H26年7月の月例会

H26年7月の月例会
待ち合わせ■14時@市ヶ谷駅前交番前→(その後、移動して「素読会」、その後「月例会」)

定例講
「論語集注を読む(学而第一・第10章)」
担当:しか
今回のテーマは「君子の徳容」です。「容」とは、「容貌」「容姿」といった用例からも分かるように、外面に現れた「かたち」のこと。つまり「徳容」とは、内面の「徳」が外面に現れた「かたち」を言います。「君子」たる者には、結果としてどのような「徳容」が備わるのか。。みたいなお話です。

特設レポ
「藩校における『釈奠』の受容と実態」
担当:むら
こないだの6月26日の東大の講義(江戸時代の藩校での儒学では支那の儀式をどのように受け入れたのか受け入れなかったのか、日本的に変形したのかしなかったのか、そのことが意味する思想的問題等、詳細は掲示板参照)のレポート。

リクエスト企画
「倭の五王と扶桑國
担当:むら
「日本」という国号の最古の例(AD678年、天武七年)が刻まれた墓誌が支那で出土していたことが2011年7月わかり、ちょっとした話題になったがそこには日本と並んで「扶桑」の文字が…。扶桑と日本の関係、倭国と別に扶桑国ってのが五世紀の歴史書に出て来てるのでこれがどこの国なのかって議論も昔からあり。倭の五王と扶桑国は一見関係ないが実はほぼ同時代(五世紀)の出来事で連動した一つの内容である。倭の五王の話は江戸時代の国学者の説から最近の左翼説まで幅広く山のように諸説あるが、こないだの二朝並立説を批判したように実際の国内政局と国際情勢の流れが要、あとはいつものように外交形式や記紀への先入観をはずしてみるとどうなるか…。
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二次会(※18時半〜、@「さくら水産」市ヶ谷店)
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6月の月例会は【こちら】
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2014/05/13

H26年6月の月例会(6/4更新)

H26年6月の月例会
待ち合わせ■15時@市ヶ谷駅前交番前→(その後「ルノアール」市ヶ谷店に移動)

定例講
「論語集注を読む(学而第一・第9章)」
担当:しか

高円宮典子女王殿下ご婚約ご内定創立八周年記念特講
「出雲国造論
〜起源異説に関する考察と所謂出雲勢力の性質〜
担当:むら
いわゆる出雲国があたかも朝廷に敵対する強大な勢力であったかのような印象を振りまく俗説がいかに記紀の伝承を歪曲したものであるかを、国譲り神話や崇神天皇の四道将軍伝承から検証。ついでに出雲氏(出雲国造)の始祖と姓(カバネ)が矛盾することから系譜の誤りと問題点を取り出し、始祖神話の意義を明らかに。

おまけ(飲み会の中でついでにちょと)
「一神教化する日本人〜明治『祭神論争』から戦後保守派の天皇観まで〜(序説)」
担当:むら
明治初期の神道政策において伊勢派と出雲派で争った所謂祭神論争。その背後には大政奉還以降、全国規模で急速に起こっていた庶民の信仰共同体のありかたの激変があった。その流れはなぜ起こり、どこに向かったのか。そして戦前、戦後を通じ、現在の日本人の神道や天皇についての考え方をどのように歪めてきたかを論じます。
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高円宮典子女王殿下ご婚約ご内定奉祝創立八周年記念祝賀会
(※18時半〜、@「さくら水産」市ヶ谷店)
二次会
(※20時〜、@「Deli°f(デリド)」市ヶ谷店)
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