「明治」という時代にあって、我が国が他のアジア諸国に大きく先駆けて近代化を実現し、国民国家を形成することに成功したことは誰もが認める歴史的事実です。しかしそれは、偏に「新政府」による欧化政策の功績なのでしょうか。またその過程で失われた伝統は、単なる「旧弊」に過ぎなかったのでしょうか。さらには、あったかもしれない「もう一つの近代化」の可能性とは。
今回「皇室と日本を考える」では、早稲田大学講師の大場先生をお招きして、一般に美化される傾向にある「明治」という時代を、リベラル派とはまったく別の視点から、今一度見直します。栄光ある「明治」の陰影が、今白日のもとに!
■催し
大場一央先生特別講義「國史における『明治』の位置」
※ご経歴:昭和五十四年、北海道札幌市生。早稲田大学教育学部卒業。同大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、早稲田大学講師。専門は儒教(陽明学)。
■とき
明治節十一月三日(祝・水)午後二時半開場、三時開会
■ところ
文京区勤労福祉会館(本駒込四丁目三十五番十五号)第二第三和室
※JR山手線駒込駅東口改札より徒歩十分程度。
■資料代として
参加者各位の身分に応じたカンパをお願いします(※一般の社会人の方は千円程度を目安に)。
「皇室と日本を考える」
http://kokutai.blogspot.com/
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